忍者ブログ

戦国ゲーム

忍者や侍などが活躍する戦国を舞台にしたゲームを紹介します!

 

ファイナルファイト2

かのベルトスクロールアクションの名作『ファイナルファイト』シリーズの2作目。 
プレイヤーキャラの源流斎マキとカルロス・宮本、最終ステージとラスボスが和の雰囲気を醸し出しているので、忍者ゲームとして紹介します!
前作はアーケードゲームとしてリリースされ、後にハードの性能の関係からステージやキャラが削除されたのですが、スーパーファミコンに移植されました。
本作は、家庭用ソフトとしてのみリリースされていますが、前作を未プレイでも楽しめます♪
家庭用ソフトにおけるシリーズとしては『ファイナルファイト』『ファイナルファイト・ガイ』に次ぐ3作目。 
ゲームの基本ルールやシステムについては前作を踏襲しています。


前作でコーディー・ガイ・ハガーの3人の活躍によって壊滅したマッドギアだったが、一部の残党が彼らに復讐するべく、ガイの婚約者であるレナと、レナの父でガイの師匠にあたる源柳斎を誘拐してしまう!2人を救出するため、ハガーとレナの妹であるマキ、そして偶然居合わせたカルロス・宮本の3人が香港へと向かう・・・というのがストーリー。 
 


敵へ与えるダメージは前2作より少なくなってしまったのですが、逆に敵から受けるダメージも少なくなり、コンティニューの際もステージの途中からプレイ再開可能(前2作はコンティニューの際に、ステージの最初に戻されてしまう)になったため、前2作よりも遊びやすくなっています。

前作の『ファイナルファイト』では最大のウリである2人同時プレイができなくて残念な仕様だったのですが、今作では満を持して二人同時プレイが可能になったので、高校生の時にこのゲームをよく妹と遊びました。
難易度も低めのため、ストレスなく爽快感が味わえます!難易度によってエンディングが変化するので、難易度を上げて挑戦しても面白いでしょう!
発売されてスグに値下がりした記憶があり、前作と比べると大味になった感は否めないですけど、2人協力プレイして遊ぶには最適なゲームです♪
スーパーファミコン本体が動くなら、持っていて損はないでしょう。

PR

TMNT

アメリカで大人気だった『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』略して「TMNT」をファミコンにゲーム化した作品です。



謎の液体に触れた事によって巨大化して知能を得たカメが、育ての親であり師のスプリンターによって忍術(体術)を体得して、悪と戦っていくというのが大まかなストーリーです。(物語や設定は、実写や漫画やアニメなどで異なるみたいです)
 
  
 
発売はコナミからで、これより先に『激亀忍者伝』というタイトルでも発売されています。
今作は、当時流行ったベルトスクロール型のアクションゲームで、アーケード版の『TMNT スーパー亀忍者』の移植なのですが、ステージが追加されてファミコンの性能をフルに活かしきったグラフィックと多彩なギミックで、全ファミコンソフトのアクションゲームの中でも完成度の高さはズバ抜けているでしょう。
二人同時プレイもできるので、熱いです!



レオナルド・ラファエロ・ミケランジェロ・ドナテルロの中から選択していくのですが、性能差はリーチくらいです。
基本的に、タートルズの通常攻撃がすこぶる弱いので、強力なABボタン同時押しの必殺攻撃かジャンプキックで敵を攻撃していくことになるでしょう。これによって、雑魚的はほとんど一撃で倒すことができます。
なかなか歯応えのある難易度ですが、敵の攻撃と出現パターンを把握できれば理不尽な難しさではありません。ほとんどのボスキャラは、攻撃を受けないようにジャンプ回避からの角度をつけた飛び蹴りが有効。



ライフゲージを全て失うと1ミスで、残り人数が減る。0人のときにライフを全て失うとゲームオーバー。 
初見は厳しいですが、二人プレイなら楽に攻略できると思います。
拐われたエイプリルを救出して宿敵のシュレッダーを倒すところまでがストーリーで、全7ステージ。

 

ファミコンというハード面の制約があって、色々と削られていますけどAC版同様に雰囲気はでています。演出面では文句の少ない出来でしょう。 
数々の仕掛けも派手で、一瞬見とれるほどです。
この時代のKONAMI製のBGMは、高クオリティで他のメーカーとは一線を画しています。

 

セーブ機能がないのでエンディングまで、2~3時間程度かかりますけど・・・良作なので、2人用アクションゲームで遊びたいならオススメのゲームです♪

うしおととら

藤田和日郎先生の人気漫画『うしおととら』のゲーム化。
うしおととらの2人をプレイキャラクターとして操作し、妖怪を退治するアクションゲームです。
「うしおととら」は、1990年から週刊少年サンデーで連載されていた漫画です。
人気の高さからアニメ化もされていて、マンガでもアニメでも今でも根強いファンが存在します。



主人公の蒼月潮(うしお)は、偶然にも実家の地下で槍に刺されて封印されていた長飛丸という妖怪の封印を解いてしまいます。潮は、その妖怪の見た目から「とら」と名付けます。
とらは人間を食らう妖怪で、潮のことも食ってしまおうと目論んでいましたが、潮が手にした獣の槍が潮に共鳴して手を出すことができません。
とらの封印が解けるととらの妖気に誘われた妖怪たちが現れるようになり、妖怪を滅ぼす獣の槍で戦う「うしお」と、潮を食べる事を目標に潮に死んでもらうと困る「とら」と、不思議な関係での戦いが続きます。
そんな中、死んだと聞かされていた潮の母親が生きているという情報を得て、真実を調べるため旅に出かけるという物語です。



原作が連載中で終了しないうちに作ったせいか、ストーリーが中途半端なところで終わってしまうので、ボリューム的にかなり物足りない印象を受けました。(ストーリーは、原作の一角と戦うところまでです)
忠実に雰囲気は再現されていたので、白面の者の決戦まで収録されていれば評価も変わっていたのかもしれません。
肝心のゲームとしての感想は、とにかくほとんどのステージがボス戦です。
攻撃した後の回避が難しくて高確率で反撃を喰らうことになります。
残機ゴリ押しゲームであり、体力勝負となるので残機数で勝敗が決まる感じです。



ステージを進めるごとに難易度は上がっていくのですが、コンテニューに回数制限はなく、無限にコンテニューができます。
コンテニューが無制限なのでいつかはクリアできるのですが、ゲームの難易度だけで言えば難しいゲームだと思います。
でも、短時間でクリアできるので気軽にアクションゲームをするには最適です。
残機ごり押しゲームなので、アクションに苦手意識がある人にもオススメできます♪

サムライスピリッツ

SNK・SNKプレイモアの剣術対戦格闘ゲームで、『武器格闘』のゲームの金字塔。
対戦格闘のシステムに登場キャラクター全員が武器を持った武器戦を取り入れたことと、敗者の死が描かれる演出が特徴的でした。



第1作は1993年7月7日に発売され、MVS(NEOGEO)用ROMカセットとしてアーケード版が稼働を開始、その約1ヶ月後に家庭用版が発売されました。
 武器による斬り合いがテーマのため、「パンチ」に相当する通常技が「斬り」となっていて、弱・中・強と三段階に分けられています。中でも「強斬り」の攻撃力の高さが半端なく、一撃で体力をごっそりと奪う(怒りゲージがMAXだと5割近くに達する場合も)という、通常技らしからぬ破壊力でした。
一撃で体力をごっそりと奪う強斬り、画面の拡大と縮小、決着時の血飛沫や切断=死の描写などは多くのプレイヤーにインパクトを与えました。



90年代を代表する格闘ゲームであると同時に、カプコンのストⅡと共にSNKの黄金時代を築いた作品の一つでもありシリーズ化されています。
旧SNKが倒産した後も、SNKプレイモア(現・SNK)より続編が出続けている。 海外版のタイトルは「SAMURAI SHODOWN」。

4gamer.netより引用

相手の戦略の読み合いと立ち回りを重視した王道の格ゲーではあるものの、格ゲーの王道の「先の手」を体現した、時代劇の殺陣を意識したようなとさせるゲーム性でした。
この「読み合いを制し、如何に一撃で相手を斬り伏せるか」を練り込んでいくことこそ、本シリーズ最大の魅力といえるでしょう。
メガドライブやスーファミ、果てはゲームギアや3DOなど、幅広い機種に移植されましたが、スーファミ版など残虐演出や拡大機能がない作品もあります。
現在では、「アケアカNEOGEO」において様々な据置機種でのダウンロード配信が行われています。

武田信玄

なぜ、天下統一を成し遂げなかった武田信玄を題材にしたのかは分からないですけど、大河ドラマに便乗したものと思われるシミュレーションゲームです。
まずは内政パートで自国を強化しながら甲斐周辺の13国を制圧する第一部、第二部の宿敵・上杉謙信との戦い、第三部で織田信長との決戦を経て、史実とは異なる全国統一を目指す全三部構成となっています。(第二部、三部は戦争のみとなり、内政パートはありません。)
第一部に関しては、「信長の野望」に近いイメージ。 
ステージクリア式のシミュレーションで、第二部、第三部は決められた兵力で如何に勝つか・・・というウォーシミュレーションゲームといえるでしょう。
国をすべて失うか、寿命である1601年を迎える、第二部・第三部では連戦で負け越してしまう事でゲームオーバーとなります。



各大名にはレベルが設定されていて、戦争での兵の強さに影響するので、第一部でレベルをあげておく事は非常に重要です 。
このゲーム自体に訓練で兵を強化するという概念はないので、戦争を繰り返す事によって経験値を得てレベルアップしていくのですが・・・下手をすると、第二部・第三部で詰んでしまう事態に。



他国へ出兵するか攻められると戦争になります。「野戦」と「攻城戦」の2種類があって、野戦を勝ち抜いた後に侵略を続けると攻城戦となり、最終的に攻城戦に勝つ事で領土を奪うことが出来ます。こういう仕様のため、野戦では勝ったけど攻城戦は行わずに引き上げるといった事も可能に。
戦争に勝つと大量の金と米が得られる上に、レベルを上げる為の経験値も得られる為に攻略には欠かせないのですが、第一部では20ターンを経過すると引き分けになってしまうので注意が必要。
その時にどれだけ絶望的な状況でも、全滅していなければ引き分けになります。
第二部・第三部は連戦を勝ち越す事でクリアとなるのですが、そもそも敵の戦力とは互角ではなく、敵本陣がいると思わしき部隊と当たった場合は、絶望的な戦力差によって勝つ事がほぼ不可能な事もあります。(クリア条件はあくまで勝ち越しなので負けなければ問題はありません。 )

歴史シミュレーションゲーム
というジャンルにおいて珍しくパスワードによる中断を行うのですが、保存されるのは信玄のいる国の兵力とレベル、占領した領地の数のみという意味が分からない仕様です。
それ以外のパラメーターは、お金や領地の内政値といった超重要パラメーターですら全て初期値に戻ってしまうことに。
なので、お金を増やしてもパスワードで全部初期値に戻るため、内政はほとんど意味が無い。
また、あと少しで倒せそうな国や他国に滅ぼされた国も普通に復活するので中断のタイミングには考える必要があります。
物資の取引などは商人が国に来ている時しか行えないが、来る確率は完全にランダム。
しかも商売のレートが一定ではないので、何故か鉄砲よりも弓が高くなるような滅茶苦茶なレートになる事も。
 
裏技
ただ、徴兵する事で「石高」「服従度」「裕福度」が下がるのですが、パスワードを使用すると兵力(記録される)は上がっているのに、いずれも初期値にリセットされてしまうので徴兵後にパスワードを取ってやり直すことでタダで徴兵できるというテクニックが使えます。
徴兵や戦争で軍事力が整ったけど、国力を限界まで削ったところをパスワードで国力は元通りな状態にすることができるのです。信玄が「悪用するでないぞ!」 と言うのも納得。
コンピューターの思考ルーチンで、待機すると攻めにかかってきていても直前でフラフラする習性があります。城の中で気合を入れまくるだけで時間切れで帰ってしまう事もあるので、「待ち」の戦略も使えます!まさに、動かざること山の如し。



私自身、初めてプレイしたシミュレーションゲームだったのですが、如何せん完成度に問題があり・・・第三部の途中で挫折しました。
バッテリーバックアップではなく、パスワード式なので現在でもファミコンで遊ぶことができるのですが、もう少しバランス調整ができていれば、普通に遊べるゲームになりえたのですけど・・・。
続編も発売されているのですが、本作の様々な反省点が生かされているので良作になっています。