アメリカで大人気だった『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』略して「TMNT」をファミコンにゲーム化した作品です。



謎の液体に触れた事によって巨大化して知能を得たカメが、育ての親であり師のスプリンターによって忍術(体術)を体得して、悪と戦っていくというのが大まかなストーリーです。(物語や設定は、実写や漫画やアニメなどで異なるみたいです)
 
  
 
発売はコナミからで、これより先に『激亀忍者伝』というタイトルでも発売されています。
今作は、当時流行ったベルトスクロール型のアクションゲームで、アーケード版の『TMNT スーパー亀忍者』の移植なのですが、ステージが追加されてファミコンの性能をフルに活かしきったグラフィックと多彩なギミックで、全ファミコンソフトのアクションゲームの中でも完成度の高さはズバ抜けているでしょう。
二人同時プレイもできるので、熱いです!



レオナルド・ラファエロ・ミケランジェロ・ドナテルロの中から選択していくのですが、性能差はリーチくらいです。
基本的に、タートルズの通常攻撃がすこぶる弱いので、強力なABボタン同時押しの必殺攻撃かジャンプキックで敵を攻撃していくことになるでしょう。これによって、雑魚的はほとんど一撃で倒すことができます。
なかなか歯応えのある難易度ですが、敵の攻撃と出現パターンを把握できれば理不尽な難しさではありません。ほとんどのボスキャラは、攻撃を受けないようにジャンプ回避からの角度をつけた飛び蹴りが有効。



ライフゲージを全て失うと1ミスで、残り人数が減る。0人のときにライフを全て失うとゲームオーバー。 
初見は厳しいですが、二人プレイなら楽に攻略できると思います。
拐われたエイプリルを救出して宿敵のシュレッダーを倒すところまでがストーリーで、全7ステージ。

 

ファミコンというハード面の制約があって、色々と削られていますけどAC版同様に雰囲気はでています。演出面では文句の少ない出来でしょう。 
数々の仕掛けも派手で、一瞬見とれるほどです。
この時代のKONAMI製のBGMは、高クオリティで他のメーカーとは一線を画しています。

 

セーブ機能がないのでエンディングまで、2~3時間程度かかりますけど・・・良作なので、2人用アクションゲームで遊びたいならオススメのゲームです♪

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