SNK・SNKプレイモアの剣術対戦格闘ゲームで、『武器格闘』のゲームの金字塔。
対戦格闘のシステムに登場キャラクター全員が武器を持った武器戦を取り入れたことと、敗者の死が描かれる演出が特徴的でした。



第1作は1993年7月7日に発売され、MVS(NEOGEO)用ROMカセットとしてアーケード版が稼働を開始、その約1ヶ月後に家庭用版が発売されました。
 武器による斬り合いがテーマのため、「パンチ」に相当する通常技が「斬り」となっていて、弱・中・強と三段階に分けられています。中でも「強斬り」の攻撃力の高さが半端なく、一撃で体力をごっそりと奪う(怒りゲージがMAXだと5割近くに達する場合も)という、通常技らしからぬ破壊力でした。
一撃で体力をごっそりと奪う強斬り、画面の拡大と縮小、決着時の血飛沫や切断=死の描写などは多くのプレイヤーにインパクトを与えました。



90年代を代表する格闘ゲームであると同時に、カプコンのストⅡと共にSNKの黄金時代を築いた作品の一つでもありシリーズ化されています。
旧SNKが倒産した後も、SNKプレイモア(現・SNK)より続編が出続けている。 海外版のタイトルは「SAMURAI SHODOWN」。

4gamer.netより引用

相手の戦略の読み合いと立ち回りを重視した王道の格ゲーではあるものの、格ゲーの王道の「先の手」を体現した、時代劇の殺陣を意識したようなとさせるゲーム性でした。
この「読み合いを制し、如何に一撃で相手を斬り伏せるか」を練り込んでいくことこそ、本シリーズ最大の魅力といえるでしょう。
メガドライブやスーファミ、果てはゲームギアや3DOなど、幅広い機種に移植されましたが、スーファミ版など残虐演出や拡大機能がない作品もあります。
現在では、「アケアカNEOGEO」において様々な据置機種でのダウンロード配信が行われています。

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