1990年12月21日にパック・イン・ビデオから発売されたファミリーコンピュータ専用のゲームソフト。
1990年に上映された林海象監督による映画『ZIPANG』を元にしたアクションゲームとなっています
映画の登場人物である地獄極楽丸の子孫のボビー矢野を操り、
歌舞伎さながらに動く髪の毛を使いながらステージを攻略していくという流れ。
戦国ゲーム・・・というよりも、真逆の遠い未来のSFチックな物語ですね。
武者でも忍者でもないので戦国要素はないのですが・・・。
まぁ、主人公の格好が歌舞伎っぽかったのでチョイスしてみました。
それにしても、地獄極楽丸とはすごい名前です・・・。



武器は少しリーチのある髪の毛で、しゃがんでの攻撃はリーチの短いしゃがみパンチとなっています。
忍者ではないのですが、壁や障害物に張り付いて移動することが可能です。
ただ、敵の攻撃をうけるとノックバックが激しく・・・繊細な操作が必要とされます。
けっこう落下死も多いかもしれません。
当時は、こういったタイプのアクションゲームが多かったのですが、テクニックが必要とされるタイプの内容です。
チップを消費して繰り出すエネルギー砲はステージごとに強化されていきます。
コンテニューは、2回可能。



雰囲気やグラフィックは、名作「忍者龍剣伝」に似ています。
しかしながら、龍剣伝に匹敵する難易度です。
マップや敵の配置が序盤からいやらしく難易度は高めです。
ステージクリアごとにビジュアルシーンを挟んだストーリーが展開されていき、丁寧な作りのゲームだと感じました。
名前と奇抜な格好で奇妙な雰囲気を醸し出していますが、なかなかの本格派でしょう。
歯ごたえのあるアクションゲームを求めている方には、おススメします♪


 
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