真・三國無双』とは、コーエー(現:コーエーテクモゲームス)が2000年に発売したアクションゲームで PlayStationで発売された無印『三國無双』の続編として登場したのですが、1対1の対戦型格闘ゲームであった前作に対して、本作からは大勢の敵対勢力と戦う三人称視点の3Dアクションゲームとなりました。

 

開発は一部作品を除いて、コーエー内の制作チームの1つ「ω-force(オメガフォース)」が担当。
タクティカルアクションゲームという画期的な内容がウケて注目されるようになり、2作目以降から人気に。
歴史書『三国志』や、それらから派生した小説『三国志演義』をモチーフとしつつも、本シリーズ独自のアレンジが存在します。 登場武将の生年や没年のズレなどはご愛嬌。
また、各英雄たちの解釈も独特で、性格や扱う武器も様々なアレンジが施されています。それらの要素もウケ、多数の歴女(歴史好き女子)も生まれました。
 



 PS2で発売された『真・三國無双』以降は、戦場全体を見通したリアルタイムな戦局判断などのRTS要素が基本に。以降のシリーズの雛型となりました。
プレイヤーは属国の英雄の一人となり、戦況が刻々と変化する戦場を巡りながら、圧倒的数の敵兵や敵武将を倒していき、最終的に自国の目標とする勝利を目的としています。
シリーズを通して「一騎当千の爽快感」を謳い文句としているので、殆どの作品において単体戦においてはプレイヤー優位なバランスに。
3Dアクションゲームの初心者から上級者まで、馴染みやすい設定と操作・システムが人気のゲームシリーズです。


 
まさに「無双」シリーズの原点で、このゲームのイメージで「無双」というキーワードが爽快感や一騎当千ACTの代名詞となった気がします
後に日本の戦国時代を舞台とした『戦国無双』や両時代間のクロスオーバー的オールスター出演作である『無双OROCHI』とシリーズが派生しています。
 
  
 
「猛将伝」などの追加ディスクや修正・バージョンアップした完全版を多く出す事で、商業的に良くないイメージもありますけど・・・『信長の野望』や『三国志』といった、決して万人受けしないシュミレーションゲームの光栄といった印象の社風を一変させた作品です。



これ以外のゲーム作品にも、ガンダム・北斗の拳・仮面ライダー・ワンピースなどとコラボして、作風を変えた「無双」シリーズも存在しています。
新作が発売される度にマンネリとも言われていますけど、その変わらないゲームデザインに惹かれて、ヒットし続ける要因になっているのかもしれません。
とにかく、戦国ゲームで爽快感を味わいたいなら、「真・三國無双」をプレイするのをお勧めします☆
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