エイコムより1989年にPCエンジン向けに発売された、ベルトスクロールアクションゲームです。
ジャレコがアーケード向けに1988年にリリースした作品の、アレンジ移植タイトルとなります。
あえて言うのなら、カプコンの『天地を喰らう』(1989年)を先取りしたとも言えるでしょう。



戦国武将『 武田信玄 』が宿敵『 上杉謙信 』を倒すという流れをゲームにしています。
数いる武将の中でゲーム化された人物で思いつくのは織田信長・豊臣秀吉・毛利元就・真田幸村くらいなので、メジャーな武将というのは間違いありません。
大河ドラマでも、大概は主役の前に立ちはだかる強敵として存在しています。
歴史を語るうえで、欠かせない武将です。
戦国最強の騎馬隊を率いた武田信玄がたった一人で、敵地に乗り込む・・・という設定。
現実ではありえませんけど、史実では叶いませんでしたから・・・ifを楽しめます♪
ファミコン『 武田信玄 』とは全く中身の違う内容ですね。



ゲームシステムは
ライフ制で、信玄が一人死ぬとゲームオーバー。

画面は横や縦へ任意にスクロールして、ステージ途中に置いてある俵や一部の敵からアイテムが出現します。
ボスを倒せばステージクリアという、オーソドックスな作りです。
必ずザコ敵を倒さなくても、どんどん先に進めばボスの所へ行き着けたりできるので・・・いくつかの点で厳密にはベルトスクロールには当てはまらないのですが、それをやってしまうと
「 レベルアップが出来ない。」
「 お金が手に入らないので買い物が出来ない。」
といった弊害が発生してしまいます。

画面右下の「風林火山」ゲージが貯まっていくとその度にを覚えていくようです。



敵に近づく時は左右の軸線を上下どちらかにずらして接近するのが鉄則。
今プレイすると・・・単調なゲーム展開というのは否めません。

難易度も高いです。
PCエンジン版
買い物や必殺技などの追加要素を取り入れ、それなりに遊べるようになっています。
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